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コンテンツマーケティングのソーシャルメディア活用法とは?
こんにちは。SEOコンサルティングサービス「AIアナリストSEO」ライターチームです。
コンテンツマーケティングとは、ユーザーに価値のある情報を提供し、ファン化を目指す施策です。マーケティングにはソーシャルメディアの活用が欠かせません。
この記事は企業のWebマーケターに向け、コンテンツマーケティングのソーシャルメディア活用法について解説します。戦略立ての手順や顧客ニーズの分析ポイントも解説しているので、参考にしてください。
目次
- コンテンツマーケティングにおけるソーシャルメディアの重要性
- ソーシャルメディアマーケティングとは
- ソーシャルメディアにおけるKPI設定
- ソーシャルメディア戦略を立てる手順
- ソーシャルメディアの2つの発信方法
- アーンドメディアとして活用する際のポイント
- オウンドメディアとして活用する際のポイント
- ソーシャルメディアからわかる顧客ニーズ
- ソーシャルメディア戦略は評価・改善が重要
- まとめ
コンテンツマーケティングにおけるソーシャルメディアの重要性
コンテンツマーケティングにおいて、ソーシャルメディアは重要な役割を果たします。ここではコンテンツマーケティングの概要と活用するメリットを解説します。
コンテンツマーケティングとは
コンテンツマーケティングとは、ユーザーに価値のある情報を提供し、Webサイトやブランドへの信頼を育成し、ファン化を目指す施策です。最終的に、商品購入や問い合わせ、契約などの行動につなげる目的があります。成功させるには、ユーザーの知りたい情報や悩みを解決する情報を継続的に発信しなければなりません。
ソーシャルメディアの役割
コンテンツマーケティングにおいて、ソーシャルメディアは重要な施策です。リアルタイムでコンテンツの公開を通知したり、過去の投稿を改めてシェアしたりといった活用方法により、流入を増やせます。ファンが情報を拡散することで、自社を知らないユーザーへの二次拡散も可能です。潜在顧客と既存顧客の両方に影響を与えて、ビジネス促進に役立ちます。
ソーシャルメディアマーケティングとは
ソーシャルメディアマーケティングとは、SNSを使ってブランドや商品の認知向上を目指すマーケティング手法です。SNSマーケティングとも呼ばれます。コンテンツマーケティングとの違いは、コンテンツが投稿される場所です。ソーシャルメディアマーケティングはSNSに投稿されるため、自社の資産にはならず、SEO効果もほとんどありません。
ソーシャルメディア戦略は目標設定が重要
ソーシャルメディア戦略は、コンテンツマーケティング戦略と完全に一致させる必要があります。コンテンツマーケティングに組み込み、目標達成を目指すためです。ソーシャルメディア戦略においても、ビジネスの目標と評価指標を定めましょう。誰にリーチさせたいのか、ターゲットを設定して、自社に適切なプラットフォームを選びます。
ソーシャルメディアにおけるKPI設定
KPIとは、Key Goal Indicatorの略称で重要目標達成指標を意味します。ソーシャルメディア上でも、課題やフェーズに合わせた設定が必要です。認知・好感度向上・行動の3段階に分けて解説します。
認知の段階
認知獲得段階における代表的なKPIは、以下のとおりです。
フォロワー数 | アカウントをフォローしている人数 |
---|---|
インプレッション | コンテンツを見た合計回数 |
リーチ | コンテンツを閲覧したユニークアカウントの合計数 |
好感度向上の段階
興味関心を持つ顧客への好感度向上を目指す段階におけるKPIは、以下のとおりです。
いいね数 | コンテンツを好む人の数 |
---|---|
コメント数 | コンテンツに投稿されたコメントの数 |
Webサイトのクリック | Webサイトに流入した人数 |
シェア | コンテンツが拡散された数 |
行動の段階
最終的な売上につなげる行動の段階のKPIは、以下のとおりです。
Webサイトへの誘導数 | Webサイトに誘導できた人数 |
---|---|
製品ページへの訪問 | 特定のページへの訪問数 |
コンバージョン数 | 問い合わせ・商品購入・予約・契約などの目標達成数 |
ソーシャルメディア戦略を立てる手順
効果を最大化するためには戦略が必要です。ソーシャルメディア戦略を立てる手順を、5つのステップで解説します。
1.ペルソナを決める
ターゲットとなるペルソナを設定します。ペルソナとは、自社の理想の顧客像です。性別、居住地域などの基本情報だけではなく、年収や興味・関心、趣味といった詳細情報まで決めましょう。具体的なペルソナが設定されていれば、どのようなコンテンツがニーズや興味・関心を満たすのか判断しやすく、的確なアプローチが可能です。
2.適切なプラットフォームを選ぶ
プラットフォーム選びは重要であるため、自社や商品・サービスとの親和性が高いものを検討しましょう。親和性が低ければ効果が下がる可能性があるため、注意しなければなりません。ペルソナの年齢や性別をもとにプラットフォームを選ぶ方法、作りたいコンテンツに適した表示形式が可能なプラットフォームを選ぶ方法があります。
3.ブランドのトーンを決める
ブランドイメージに合わせて、トーンや視点を決めます。発信する対象はユーモラスな人なのか、真面目な人なのかといった、パーソナリティを確立しましょう。コンテンツで使うカラーやフォントスタイルも決めます。複数の人がアカウントを管理していても、各プラットフォームにおいて雰囲気が統一されて、一貫したメッセージを発信できます。
4.競合アカウントを調査する
競合他社のアカウントによるソーシャルメディアの調査が重要です。使っているプラットフォーム、狙っているペルソナについて分析しましょう。同じビジネス領域における顧客のニーズや、自社で再現できる点・改良できる点がわかります。他社の弱いフィールドを見つけて自社で開拓すれば、独自のアプローチ方法が見つかります。
5.投稿スケジュールをカレンダーに落とし込む
定期的にコンテンツを配信することが重要です。途中で遅れたり、滞ったりしないようにカレンダーに落とし込みましょう。日時、プラットフォーム、投稿内容などを入力した投稿スケジュールを作成すれば、計画が見える化し、コンテンツの制作と管理がしやすくなります。投稿頻度や時間は、異なる時間にテストして決めるのがおすすめです。
ソーシャルメディアの2つの発信方法
コンテンツマーケティングは、オウンドメディア、アーンドメディア、ペイドメディア(有料広告)の3つのコンテンツによって成り立ちます。ソーシャルメディアを、どのメディアに位置付けるのかによって発信方法が変わります。ここでは、アーンドメディアとオウンドメディアの特徴と、活用するメリットを解説します。
アーンドメディア
アーンドメディアとはSNSや口コミサイトなど、ユーザーが情報発信できるメディアです。企業アカウントが主体で動くものではありません。ユーザー同士がコミュニケーションと情報収集を行う中で、SNSでシェアされたり、ポジティブなクチコミが投稿されたりする仕組みを考えます。認知度を高め、新しいリードにリーチできる点が魅力です。
オウンドメディア
オウンドメディアとは、企業や個人が所有するメディアです。自社サイトやブログ、ソーシャルメディアのアカウント、ホワイトペーパーなどが該当し、自社で100%コントロールできるものです。ユーザーはコンテンツを見て次の行動を決めるため、顧客ニーズに合う情報提供は好まれ、広告ばかりのメッセージは嫌われます。
アーンドメディアとして活用する際のポイント
アーンドメディアは、ユーザーとのコミュニケーションと本音の分析が重要です。活用ポイントを解説します。
ユーザーとコミュニケーションを取る
双方的なコミュニケーションが取れる特徴を活かし、口コミをしてくれたユーザーに対して、リアクションを取りましょう。いいねやコメントを返すと、企業や商品を身近に感じてもらうことができて、愛着を育てられます。
本音を分析する
ユーザーにとってソーシャルメディアは、企業との利害関係がありません。ユーザーの本音が現れやすくなるため、収集し、分析する材料に最適です。ユーザーの生の声を確認し、市場調査・競合調査に活かしましょう。
オウンドメディアとして活用する際のポイント
オウンドメディアでは、良質なフォロワーの獲得とコンテンツの質の向上が重要です。活用のポイントを解説します。
良質なフォロワー獲得を目指す
既存顧客や熱心なファンなどの、良質なフォロワーの獲得を目指しましょう。手当たり次第にフォロワー数を増やしても、情報を求めないフォロワーは関心を示しません。熱心なフォロワーは自発的なシェアをするなど、拡散効果が期待できます。
コンテンツの質を高める
より熱心なファンを作るためには、質の高いコンテンツが必要です。Instagramならインサイトデータ、twitterならtwitterアナリティクスを使って、どのようなコンテンツが求められているのかを分析しましょう。
ソーシャルメディアからわかる顧客ニーズ
ソーシャルメディアの分析により顧客ニーズがわかれば、コンテンツや施策の改善に役立てられます。ここでは分析でわかる顧客ニーズのうち、ブランドイメージ・リアルな意見・施策の効果の3つについて解説します。
ブランドイメージ
ソーシャルメディア上で自社について検索すれば、ユーザーの企業・ブランド・商品に対する口コミを把握できます。顧客の属性、傾向、興味や関心を確認し、オウンドメディア上のコンテンツの改善につなげましょう。ブランドイメージは自社視点と顧客視点が異なる場合があるため、認識の違いの把握も今後の施策に効果的です。
リアルな意見
ソーシャルメディアでの発信は、素直な意見や興味、不満がリアルタイムで集められます。能動的に発する自由な意見は、従来のアンケート調査と性質が異なります。アンケート調査は企業の呼びかけに応じる人だけが対象となるため、不特定多数の意見とギャップが生まれたり、調査に対して身構える人からは本音が聞き出せなかったりします。
施策の効果
タイムリーにプロモーション施策の効果を測定できます。投稿したコンテンツにおける需要の有無や、反応の良し悪しをリアルタイムで確認し、迅速にコンテンツ改善につなげられます。ソーシャルメディアで得られた情報をネット広告に活用すれば、リスティング広告やディスプレイ広告などの広告戦略にも活用可能です。
ソーシャルメディア戦略は評価・改善が重要
目標達成について評価し、進捗状況に応じた内容の変更と更新を行いましょう。定期的に他部署や責任者とすり合わせをして、最適なアプローチを検討します。ソーシャルメディアを通じてファンを育成してこそ、コンテンツマーケティングの目標が達成できます。
まとめ
コンテンツマーケティングにおいて、ソーシャルメディアの活用は欠かせません。ソーシャルメディア戦略は定期的に顧客ニーズを分析し、評価・改善を行いましょう。自社でのコンテンツ制作に不安を感じる場合は、記事提供サービスの利用がおすすめです。
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この記事の執筆者
株式会社WACUL
株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。