コンテンツマーケティングのプラットフォームの選び方|種類や選ぶポイントも解説

コンテンツマーケティング |

こんにちは。SEOコンサルティングサービス「AIアナリストSEO」ライターチームです。

コンテンツマーケティングのプラットフォームとは、コンテンツマーケティングを運用するSNSやブログなどです。長期的な運用のためには、プラットフォーム選びが重要です。この記事は、企業のSEO担当者に向け、コンテンツマーケティングのプラットフォームについて解説します。代表的なプラットフォームや自社に最適な選び方のポイントを解説しているので、参考にしてください。

目次

コンテンツマーケティングのプラットフォームとは

プラットフォームとは、コンテンツマーケティングを運営する場所やツールで、ブログ、公式サイト、SNSなどがあります。

プラットフォームにはコンテンツマーケティングに必要な機能が搭載されているため、最適なサービスを選べば、自社のニーズに合わせたコンテンツの作成、配信ができます。配信後の分析まで一元管理可能なものもあり、担当者の作業負担を軽減できることも魅力です。

プラットフォーム選びが重要な理由

コンテンツマーケティングは成果が出るまで時間がかかるため、使いやすいサービス・ツールであることが求められます。コンテンツの執筆から公開、公開後の管理といった作業が進めづらいと、担当者にとって大きな負担になり、継続自体が難しくなります。長期間更新し続けられる使いやすさを重視しましょう。

また、プラットフォームを途中で変更すると、新たな費用と構築し直す手間がかかります。自社に必要な機能を検討し、最適なプラットフォームを選ぶ必要があります。

コンテンツマーケティングにおける代表的なプラットフォーム

代表的なプラットフォームには、無料ブログ・CMS・SNSがあります。それぞれの特徴と注意点について解説します。

無料ブログ

無料で使えるブログサービスには、アメブロ、はてなブログ、FC2ブログなどがあります。一部有料の機能を持つものもありますが、無料ブログの多くは簡単な登録作業を行うだけで、すぐに記事が書き始められます。

テンプレートが豊富に用意されているため、自社の雰囲気に合わせてデザインを簡単に変更・設定ができます。記事の執筆から公開まで、初心者でもコンテンツを制作しやすいように整えられており、導入しやすさや使い勝手のよさが魅力です。

機能に制限がある

無料ブログの多くは、使える機能に制限が設けられています。たとえば、マーケティングに必要な外部ツールやサービスとの連携ができない、指定したドメインの利用ができないなどがあげられます。

規格外のデザイン変更も難しいため、企業サイトにもかかわらず、個人ブログのようなデザインに仕上がるケースも少なくありません。コンテンツマーケティングを前提に作られていないため、必要な施策が行えない場合がある点に注意が必要です。

ブランディングにつながりにくい

無料ブログとは、利用者にシステムを無料で提供し、記事に広告掲載をして、運営会社が収入を得る仕組みです。無料で利用する限りは、記事内に運営会社側が配信する他社の広告が強制的に表示されます。

本来得られるはずの収入が減る可能性があるほか、他社の広告により自社のブランドイメージを損なう、他社との差別化が難しくなるといった可能性があります。広告表示を防ぐには、月会費を払って、有料版を利用する方法があります。

削除されるリスクがある

ブログの運営会社の判断により、突然ブログを削除・凍結されるリスクがあります。利用規約に違反した・しないにかかわらず、運営会社の判断で決定されるため、利用者側で操作はできません。長期間コンテンツを制作しても、無料ブログは一瞬で消えることがあります。自社の資産であるコンテンツを他社に委ねることは、大きなリスクともいえます。

CMS

CMSとはContents Management Systemの略称で、コンテンツ管理システムを意味します。種類は多数あり、代表的なものはWordPressです。

コンテンツマーケティングでは、自社のプラットフォームを構築するのが一般的ですが、その際にCMSが利用されます。直感的に操作できるため、詳しい知識がなくても、デザイン性の高いWebサイトを作成可能です。自社のニーズに合わせてカスタマイズできる自由度の高さが魅力です。

知識や技術が求められる

CMSはコンテンツを作成しやすいシステムですが、基本操作については知識や技術を覚えなければなりません。

コンテンツの公開のみであれば比較的容易ですが、自社の希望に合わせて構築・運用するためには、デザインの変更やアレンジ、プラグインの活用が必要です。プラグインとは、WordPressで機能を追加できるプログラムです。初期設定には時間がかかり、すぐに運用開始できるわけではないことも注意点です。

セキュリティの脆弱性がある

CMSは自社でWebサイトの更新が簡単にできる一方で、セキュリティの脆弱性があります。サイバー攻撃や不正アクセスなど、セキュリティリスクに注意しなければなりません。ただし、WordPressなどの代表的なCMSは、定期的に脆弱性を解消するアップデートが行われています。

自社でもアップデートや保守メンテナンスの作業を行いましょう。運用監視体制を整えるために、セキュリティ情報の収集や基本的な知識を身につけることも重要です。

SNS

SNSとはソーシャルネットワーキングサービスのことで、Facebook、Twitter、Instagram、YouTubeなどがあります。近年、企業がコンテンツマーケティングのプラットフォームとして利用するケースが増えています。

登録すれば無料で使えて、手軽に始められる点がメリットです。情報を素早く拡散できて、爆発的な拡散も期待できます。ユーザーとコメントやDMを通じて、コミュニケーションを深めることが可能です。

利用範囲に制限がある

SNS運営会社から提供される範囲内で利用する必要があります。SNSはデータ分析などの機能が搭載されているものの、独自ツールを組み込むといった柔軟性はありません。

SNS運営会社がルールを変えると影響を受けるため、成果予測や計画が崩れる可能性があります。万が一SNSが閉鎖された場合、蓄積したコンテンツとユーザーとのつながりがなくなるリスクもあります。SNSはプラットフォームの主軸ではなく、ツールの1つとして使うのがおすすめです。

炎上すると信頼を失う

炎上とは、批判コメントやメッセージが爆発的に集まることです。多くの人にマイナスイメージを与えるため、これまで築き上げたブランドイメージや顧客ロイヤルティを一瞬で失います。

モラルを欠いた言動、状況に合わない投稿、ユーザーが不愉快に感じる発言などが原因となるため、注意しなければなりません。炎上を防ぐために、担当者のモラルを高める、社内で投稿する際のガイドラインを定めるなど、事前に対策しておきましょう。

自社に最適なプラットフォームの選び方

プラットフォームを選ぶ際は、目的に合わせる・条件と機能のバランスを見極めることが大切です。

目的に合わせる

自社のコンテンツマーケティングを行う目的に合わせて、プラットフォームを選びましょう。ブランドイメージ向上ならデザイン性の高いWebサイトの構築、ブランド認知向上ならSNS、予算をなるべく抑えたいなら無料ブログやSNSなどの選択肢があります。

プラットフォームはすべてを採用するのではなく、必要なものに注力しましょう。複数のプラットフォームで運営をしようとすると、担当者の負担が大きくなり、頓挫する可能性が高まります。

求める条件と機能のバランスを見極める

継続的にコンテンツを更新するために確認したいのは、以下の3点です。

  • 使いやすさ
  • カスタマイズできる自由度と拡張性
  • 顧客情報を管理できる仕組み

使いやすさは担当者の負担軽減につながるため、必ず確認しましょう。自由度の高いプラットフォームを選ぶ場合は、運用できる人員が十分であるかを確認します。無料だからと手軽に始めても、集まった顧客情報を管理できなければ、活かしきれません。将来を見越して、自社に必要な条件とバランスの見極めが重要です。

まとめ

プラットフォームとは、無料ブログやCMS、SNSなどのコンテンツマーケティングを運用するツールです。それぞれメリット・デメリットがあるため、特徴を理解した上で、自社に最適なプラットフォームを選ぶ必要があります。ただし自社でコンテンツ制作に不安を感じる場合は、記事提供サービスの利用がおすすめです。

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この記事の執筆者

株式会社WACUL

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