SEOは “titleタグ(タイトルタグ)” の最適化から始めよう!

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こんにちは。SEO記事提供サービス「AIアナリストSEO」運営チームの竹本です。

この記事では、SEOの基本中の基本であるtitleタグの最適化について、ゼロから詳しく解説しています。

WEBページのtitleタグ、ちゃんと設定していますか?

titleタグは、設定自体にはそれほど時間はかかりませんが、サイトの集客への影響力はとても大きく、実はよく考えて設定する必要があるんです。

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目次

titleタグとは?

titleタグとは、WEBページのタイトルを設定するために使うタグのことです。
titleタグは、headタグの中に以下のように記述します。

headタグの中

ここで設定したタイトルは、ブラウザのタブに表示されたり…

ブラウザのタブに表示

検索結果の一覧に表示されたりします。

検索結果一覧

(関連記事:「プロが厳選!絶対に入れておきたいアクセス解析ツール4選」

titleタグの重要性とは?

titleタグは集客に関わる2つの面でとても重要です。

 

SEOのために重要

titleタグはGoogleが検索順位を決定するためにサイトを評価する際に用いられます。そのため、titleタグを最適化することで掲載順位をあげることができる可能性があります。逆にtitleを設定しなかったり、不適切なtitleになっている場合には、SEO的に非常に大きな損をしているといえます。

 

CTR向上のために重要

CTRとは”Click Through Rate”の略で、日本語で言えば「クリック率」です。

CTR=クリック数÷表示回数

で求められます。ユーザーが検索エンジンでWEBページを探す時には、検索結果一覧から有用そうなページを選んで、クリックすることになります。いくら掲載順位が高くても、クリックされなければ訪問者数は増えません

ここでユーザーがページの有用性を判断する材料になるのは、

  • ページタイトル(titleタグ)
  • 説明文(meta descriptionタグ)

の2つだけです。

有用性を判断する材料

よって、この2つで如何にユーザーを惹きつけるかで、CTRが決まってくるわけです。
中でもtitleはユーザーが真っ先に目を通すものであり、より重要であると言っていいでしょう。

(関連記事:「Googleアナリティクスだけじゃない!?サイト改善方法がわかるツール 7選」

titleタグは30文字程度にしよう

まず気を付けたいのが、titleタグの文字数を30文字程度にするということです。
Googleの検索結果一覧に表示される時に、タイトルが長すぎると最後の方は「…」となって、全て表示されなくなってしまいます。

検索結果

上の画像を見て分かる通り、きっちり文字数が決まっているわけではありません(1位と2位で同じ文言なのに、片方だけ省略されています)。およそ30文字と覚えておきましょう。

なお、
「絶対に30文字を越えてはいけない」
「絶対に『…』となってはいけない」
というわけではありません。省略されて部分もGoogleのサイト評価には使われますし、SNSなどでシェアされる場合には、文字数の制約も変わってきます。

「できれば30文字程度」と覚えておき、どうしても必要な文言が30文字に収まらない場合は気にしすぎないようにしましょう。

キーワードを必ず含めよう

titleタグにはSEOの狙っているキーワードを必ず含めましょう。
Googleがサイトを評価する時に、titleタグはページ内容を最も簡潔に表すものとして利用します。そのため、titleタグには狙うキーワードを含ませて、
「このページは、このキーワードについての内容だよ!」
とGoogleに伝えてあげましょう。

ユーザーの立場になってみても、ページタイトルはコンテンツの内容を的確・簡潔に表したものであって欲しいはずです。そのため、ページのキーワードはやはりタイトルに含まれるべきだと言えます。

キーワードの位置は重要?

以前から「キーワードはタイトルの最初の方に配置した方がいい」という説がSEO界隈ではあります。果たしてこれは本当なのか。

結論から申しますと、正解は分かりません。検証データもなかなか見つかりませんし、上の説は都市伝説のようなものです。ただし、あまり後方にキーワードを置くのは望ましくないでしょう。

これは、キーワードの位置が掲載順位に関わるというよりも、ユーザーの立場になって考えた時の問題です。ユーザーは前方からタイトルを読むので、前方にキーワードがあったほうが、ページ内容を素早く掴むことができます
また、あまりに後方にキーワードを置くと、先述のように省略されてしまう可能性があります。

以上のような理由から、キーワードはどちらかと言うと前方に置くべきです。

タイトルは重複しないようにしよう

同じタイトルのページが存在することがないようにしましょう。
タイトルがページのコンテンツを的確に表すものであるなら、内容の違うページは異なるタイトルであるはずです。タイトルが重複していると、ユーザーにとってはそれらの区別がつきませんし、Googleからはコピーコンテンツだと認識されてしまう可能性もあります。
ページが増えてくると知らぬ間に重複が出てきてしまうことがあります。
重複のチェックはサーチコンソールを使うことで可能です。

サーチコンソールから、
[検索での見え方] → [HTMLの改善]
を選択すると、タイトルタグの重複をチェックできます。
他にも記述なしや長すぎる・短すぎるタイトルタグなどもチェックできるので、ページ数が増えてきたら定期的にチェックするようにしましょう。

タイトルタグの重複をチェック

タイトルを目立たせよう

上で述べたように、タイトルはCTRに大きく関わってきます。コンテンツ内容を的確に表すのは当然として、検索結果一覧の中でタイトルを目立たせなければ、ユーザーにクリックしてもらえません。タイトルを目立たせるためにできることをいくつか紹介します。

 

記号を入れてみる

記号を入れてみることで、ただの文字の羅列とは違い、目に留まるタイトルになります。
【】、|(縦棒)、!などの記号を使ってみると少し目立ちます。
以下のように、【】を使った方が印象に残りやすいですね。

記号を入れてみる

上の画像は、以下のツールを利用して作成させていただきました。
Google検索結果シミュレーター~タイトルタグ・ディスクリプション作成補助にお使いください~

 

数字を使う

具体的な数字を用いると、ただの文字の羅列よりも印象的なタイトルになります。

数字を使う

 

多少の煽りを入れる

同じようなタイトルの記事が並ぶ中でユーザーの目にとまるためには、多少の煽りも必要です。ただし、嘘をついたり、コンテンツ内容と関連性の低いタイトルにするのは絶対にやめましょう。

  • 知らない人は損してる?
  • あなたは大丈夫?
  • 初公開!

こんなフレーズが入っているとユーザーはチェックしてみたくなりますよね。

このような工夫をして、タイトルを差別化してみましょう。
検索結果一覧の中でユーザーの目にとまる、CTRの向上につながるかもしれません。

Googleにタイトルが書き換えられる?

以下の2つの画像を見てください。両者の1番上に出ているページは同じものです。

検索結果

検索結果

同じページなのに、検索結果一覧で異なるタイトルで表示されているんです。上は設定されたtitleタグと同じものですが、下はtitleタグとは異なる表示になっているんです。

これはGoogleがユーザーの利便性を考えて、アルゴリズムによりタイトルを最適化している結果です。

書き換えはGoogleによる最適化の結果ですが、書き換えられたタイトルがWEBサイトのオーナーやユーザーにとって必ずしも最適とは言えない場合もあるようです。

どういった条件の時に書き換えが行われるのかはハッキリ分かっていません。しかし、

  • 短すぎるタイトル
  • 長すぎるタイトル

は書き換えが行われやすいという説があります。これは短すぎ・長すぎるタイトルは、サイトコンテンツを適切に表していないという仮説に基づいています。

なお、長すぎる・短すぎるタイトルは、重複を探す時と同じようにサーチコンソールで、
[検索での見え方] → [HTMLの改善]
を選択することで確認できます。

HTMLの改善

自身のサイトのタイトルがGoogleによって書き換えられていないか、狙っているキーワードで定期的に検索してチェックするようにしましょう。そして書き換えられていた場合には、タイトルの長さに気をつけ、タイトルがきちんとコンテンツを表しているかをチェックしてみましょう。

(関連記事:「Googleアナリティクスのユーザー必見!レポート自動作成ツール6選」

titleタグを最適化して、順位とCTRを向上させよう

titleタグの設定は、かかる時間的にはたいしたことはありません。しかし、

  • サイトの掲載順位
  • CTR

に非常に大きく関わる、重要な問題です。

  • キーワードを含める
  • 文字数は30文字程度
  • ページごとに固有のタイトルをつける
  • 目を引くタイトルにする
  • 書き換えられていないか注意、チェックする

この5点に注意して、今一度titleタグを見直してみてくださいね。
掲載順位とCTRが大きく向上するかもしれませんよ。

SEOで成果をあげたい方に

また、よりSEOで成果をあげたい方にはコンテンツマーケティングがおすすめです。
良質なコンテンツが増えるとサイト全体の評価が上がり、ビッグワードでの検索順位が上昇するため、確実に流入を増やしていくことができます。また、コンテンツから適切な誘導を行えばCVの増加にもつながります。

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この記事の執筆者

竹本 泰紀

竹本 泰紀

東京大学経済学部在学中のインターン。マーケティングチームで幅広く活躍しています。