すぐに成果が出るサイト分析の方法を一挙公開!【CVR4倍も夢じゃない】

サイト改善 |

こんにちは。「AIアナリスト」ライターチームです。

すぐに成果が出るサイト分析の方法をご紹介

Web担当者の方や、法人・個人でサイトを運営している方にとって、CVR(コンバージョン率)アップは常に目指している目標だと思います。

しかし、ただ闇雲にアクセス解析データを集計したり、サイトの更新を日々行っていても、そう簡単にサイトのCVRは上がりません。成果を出すためには、CV数アップに直結する課題を見つけるためのサイト分析方法を身に着ける必要があるのです。

この記事では、そんなCVRアップを目指しているWeb担当者やサイト運営者の方向けに、すぐに成果が出るサイト分析の方法をご紹介したいと思います。

ツールはGoogleアナリティクスとAIアナリストを使う

Googleアナリティクス

Googleアナリティクス

これからご紹介するサイト分析方法は、基本的にはアクセス解析ツールのGoogleアナリティクスさえあれば実行することができます。
Googleアナリティクスは、すでに導入されている方も多いかと思いますが、Googleが提供している無料かつ非常に高機能なツールで、これさえ導入しておけば大抵のデータは手に入ります。現在様々なアクセス解析ツールが世に出ていますが、何を使うにせよ、とりあえずはGoogleアナリティクスを入れておかないことにはアクセス解析の「ア」の字もありません。それくらいにWeb業界では使っていて当たり前のツールだと考えてください。

まだ導入されていない方向けに、当ブログではGoogleアナリティクス導入時の設定・設置方法【初心者向け】でGoogleアナリティクスの導入や初期設定の仕方を初心者でも簡単に行えるよう丁寧に説明しています。これから導入する方はぜひそちらをご覧ください。

しかし、使っていて当たり前のGoogleアナリティクスにも欠点はあります。それは、高機能すぎてなかなか使いこなせないという点です。よくGoogleアナリティクスを使ってサイトを運用している方とお話しをすると、

  • 色々な画面がありすぎて、どの画面のどの数字を見たらいいのかがわからない
  • データを集計したけど、そこからどうサイト運用に活かすかがわからない

と言った声をよく耳にします。そこで、Googleアナリティクスが持つそれらの課題を解決するためのツールをご紹介しましょう。

AIアナリスト

AIアナリスト

「AIアナリスト」は、Googleアナリティクスとデータを連携するだけで、人工知能があなたのサイトのデータを集計し、改善提案まで行うツールです。

Googleアナリティクスの課題点であった、「どこを見ればよいかわからない」という点と、「データをどう活かすかがわからない」という点がありましたが、このツールを導入することによって、それらを全て人工知能が行ってくれるようになるため、圧倒的に分析の工数を削減することができます。

また、人工知能が提案する改善策は、元々Webのコンサルティングで様々な成果を創出した株式会社WACULの知見が詰まっています。つまり、ただ工数削減につながるだけでなく、本当に成果が出るツールと言えるのです。

「本当に人工知能の分析が意味あるの?」と疑問を抱く方もいらっしゃるかもしれません。実際にAIアナリストがどのようなサイト分析を行うのかをご説明しましょう。

最大CVR4倍に!?AIアナリストが行うサイト分析の方法

1.まずはサイトのボリュームゾーンを把握する

サイト分析を行う上でまず始めに大切なのは、サイトのボリュームゾーン(=多くのユーザーが訪問する場所)を認識することです。サイトのCVRを上げようと思っても、あまりユーザーの見ていないページを改善しても全体への影響はほとんど出ませんよね。どうせ運用・改善をするのであれば、よくユーザーが見られているページから改善していくのが良いでしょう。

AIアナリストでは、ボリュームゾーンを「デバイス」「流入元」「入口ページ」の3つの側面から発見します。というのも、単にページだけを見て、このページが最も見られている、と判断しても、そのページを見ているユーザーがPCで見ているのか、スマホで見ているのか、によってサイトの運用の仕方は大きく異なりますし、検索から流入してくるのか、広告をクリックして流入してくるのか、によってもユーザーの状況は異なるためやはりサイトの運用の仕方は異なります。

そのため、「デバイス」「流入元」「入口ページ」の3つの組み合わせで、最もボリュームゾーンとなる部分を特定するのです。

たとえば、とあるサイトでは以下のような集計結果が得られました。

このバブルマップは、デバイスをPCに固定し、訪問の多い流入元を集計しています。横軸が訪問数、縦軸がCVR、バブルの大きさがCV数を表わしています。つまり右にある流入元ほど訪問が多く、上にある流入元ほどCVRが高いということがわかるバブルマップです。

バブルマップ

これを見るとこのサイトはReferralからの流入がほとんどだということがわかります。そのため、まずはReferral流入のユーザーに限定して、どの入口の流入が多いかを特定しましょう。

バブルマップ

今度は流入元をReferralに限定して、入口ページを訪問を集計しました。すると、ほとんどが「/(トップページ)」を入口として訪問しているということがわかります。Referral流入の約9割はトップページなのです。

以上の分析から、このサイトのボリュームゾーンは、デバイスがPCだと、流入元はReferral、入口ページはトップページだということがわかりました。そのため、サイトを運用していくにあたって、取り組んでいくべきことは、PCを使ってReferralから流入してくるユーザーに合わせてトップページを改善していくべきだ、ということがわかります。ボリュームゾーンを把握することで、どのページの改修に取り組むべきかを認識することができるのです。

もちろん、ボリュームゾーン1つだけを改修していくだけでは不十分だと思います。この分析を同様にその他のデバイス×流入元×入口ページの組み合わせに対してもかけていくことで、ページに優先順位をつけて改修していきましょう。

この作業は、Googleアナリティクスでもセグメント機能を駆使すれば行える分析ではあります。しかし、どうしても膨大な時間と手間がかかりますし、人の手で分析するとミスも起こります。AIアナリストを導入して、人工知能に任せてしまった方が断然良いと思います。

2. CVRの高い、魅力的なページを見つける

では次に、見つけたボリュームゾーンとなるページに対して、どのようにそのページを運用・改修していくかを調べる分析を行いましょう。AIアナリストでは、先ほど特定した「デバイス×流入元×入口ページ」の組み合わせの対して、次にどのページが見られているのか(=経由ページ)を集計し、その訪問数・CVRの相関を分析します。次のグラフを見てください。

バブルマップ

先ほどと似たようなグラフですが、今度は経由ページを比較したグラフになっています。このグラフを見ると、「/faq.html」というページを見たユーザーのCVRが高いことが一目でわかりますよね。しかし訪問数の割合を見ると、このページを見た人は、全体の約7%程しかいません。見るとCVRが上がるページなのですから、もっと多くの人に見てもらいたいのは間違いありません。

その他にも、「/function/」のページもCVRが高いことがわかります。そのため、このページももっと多くの人に見てもらいましょう。それに対して「/about/」のページは平均よりもCVRが低いことがわかります。このページを見るとCVRは下がるので、ここはあまり見てもらわないようにしましょう。

以上のような分析を、AIアナリストは自動で行ってくれます。もちろんボリュームゾーンを中心に、それ以外のデバイス×流入元×入口ページにも同じ分析を回すので、サイトを網羅的に分析してくれます。

AIアナリストが裏でこのような分析を行った後は、かんたんな言葉でサイトの改善提案を行ってくれます。例えば、このサイトの例で言うと、

わかりやすい言葉でサイトの改善策

というような形で、わかりやすい言葉でサイトの改善策を教えてくれるのです。

以上が、AIアナリストによる、すぐ成果につなげるためのサイト分析の方法でした。

ちなみに…AIアナリストは改善の仕方までアドバイスします

「AIアナリスト」では、人工知能による改善策の提案だけでなく、コンサルタントによる実際の画面作成のアドバイスも利用することができます。「実際にどうやって画面を直していけばいいんだろう」と思った時は、このアドバイスを参考にして、時にチャット形式で質問してみると良いでしょう。人工知能によるデータ集計と改善提案、コンサルタントによる画面作成アドバイスが受けられて、しかも無料で使えるツールAIアナリスト。ぜひ導入してみることをオススメします。

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この記事の執筆者

林 駿佑

林 駿佑

株式会社WACULマネージャー。AIアナリストの顧客対応責任者を務めている。