SEOキーワードの選定方法【簡単3ステップ】

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こんにちは。SEO記事提供サービス「AIアナリストSEO」ライターチームです。

SEOで成果を出すためにはキーワードの選定が非常に重要です。
キーワードを選定しコンテンツを用意したけれど思ったような成果が出ないという場合は、以下のような原因が考えられます。

  • 検索のニーズと対策したキーワードがずれている
  • 安易な方法で間違った選び方をしている

たとえば「アクセス解析」というキーワードだとしても、ユーザーがアクセス解析ツールを探しているのか、アクセス解析のやり方を検索しているのかでコンテンツ内容が大きく変わってきます。
また、なんとなく思い浮かんだキーワードをなんとなく設定するといった安易な方法だと、多くの集客を逃している可能性もあります。
このようなユーザーニーズとコンテンツとのズレや、安易なキーワードの選び方をしていると、せっかくSEOキーワードとしてタイトルや本文に精緻な内部施策を施していても効果が発揮されません。

今回はSEOで成果を出すためのキーワード選定について詳しく解説します。
選定のための基本手順やプロも利用するツールの活用法、そしてキーワードに基づいたコンテンツ最適化のポイントなど、抑えておくべき基本をご紹介します。

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目次

SEOキーワード選定の3ステップ

効果を上げるためのSEOキーワードの選定は、以下の3ステップが基本となります。

それぞれのステップを丁寧に進めていけば、成果につながるキーワードの選定が完了するはずです。
「どんなキーワードにすればいいかわからない」「思ったほど効果が上がらない」と頭を悩ませていた経験のある方は、ぜひ試してみてください。

それではさっそく、それぞれのステップの基本手順を詳しく見ていきましょう。

ステップ1 : ツールやサービスを活用してキーワードをリストアップしよう

まずはとにかくたくさんのキーワードをリストアップしてきましょう!
ですが、やみくもに自分の中で思いつくキーワードをリストアップするだけでは限界があります。
そこで、プロも利用する無料で使える便利なツールを活用して効率的にキーワードを抽出しましょう。

どんなキーワードが検索されているのか関連するキーワードを抽出するツールや、CVにつながりやすいキーワードを提案するサービスなど、キーワード選定におすすめなツール・サービスを7つご紹介します。

  1. ユーザーの検索動向から関連キーワードを広げる「キーワードプランナー」
  2. 会員登録不要で利用できる無料の関連キーワード取得ツール「ラッコキーワード」
  3. 検索結果の類似率やタイトルへのKW使用状況が確認できる「RURI-CO」
  4. キーワードのトレンドを調査する「Googleトレンド」
  5. KW調査や特定サイトの流入数が調査できる「Ubersuggest」
  6. 共起語を上位サイトから抽出してくれる「共起語検索ツール」
  7. オウンドメディアで5,000CVを生み出した実績からKWリストを無料プレゼントする「AIアナリストSEO」

7つすべて用途が異なるためあわせて利用したいツールですが、まずはSEOキーワード選定の必須ツールであるキーワードプランナーから始めてみましょう。

 

1) キーワード選定の代表ツール キーワードプランナー

キーワードプランナーは、Googleが提供している無料ツールです。
関連度の高いキーワードを探したり、キーワードの検索ボリュームも比較できる等、キーワード選定に欠かせない非常に便利な機能を備えています。

まずは、キーワードプランナーを使い、どんなキーワードが検索されているのかユーザーの検索動向を調査します。
具体的なキーワードを入力し、ユーザーが検索している関連キーワードをどんどんリストアップしていきましょう。

ツール名 キーワードプランナー
サービス提供元 海外サービス:Google
日本語版:あり
登録・ログイン 登録:Googleアカウント・Google広告の登録必要
ログイン:毎回必要
主要機能 ・検索ボリュームが分かる
・競合性を調べられる
・関連キーワードの取得
・キーワード候補の取得
・地域・言語・検索ネットワークごとのキーワード候補の取得
・過去の傾向データが分かる
・フィルタによる絞り込み
・取得した情報をダウンロード
使用回数制限 なし

詳しい使い方は、こちらの記事(キーワードプランナーの使い方 | SEOキーワード選定)で紹介していますので参考にしてみてください。

 

2) 関連キーワード取得なら ラッコキーワード

ラッコキーワードは、Google.co.jp、Bing、Yahoo! JAPAN、楽天などで検索されている関連キーワードを取得できるツールです。
基本の単語を入力すると、検索エンジンで検索されている「関連キーワード」を一覧表示してくれます。
また、サジェストキーワードの他にも、Yahoo!知恵袋や、教えて!gooの検索結果が表示されるので、ユーザーの検索意図調査にも活用できます。

ツール名 ラッコキーワード
サービス提供元 国内サービス: ラッコ株式会社

日本語版:あり
登録・ログイン 登録・ログイン:不要
主要機能 ・関連キーワードの一覧表示
・各検索エンジンのサジェストキーワードの取得
・月間検索数とCPCを取得
・共起語・同義語・類似語などを取得
使用回数制限 なし(過剰に利用した場合制限あり)
 

3) キーワードの類似率の表示調査なら RURI-CO

RURI-COは、軸KWで上位表示されているページの順位取得しているキーワードを確認し、ユーザーニーズを捉えることができます。

ツール名 RURI-CO
サービス提供元 国内サービス:CROCO株式会社
登録・ログイン 登録・ログイン:不要
主要機能 ・関連キーワードがわかる
・検索ボリュームがわかる
・キーワードの類似率がわかる
・競合サイトのタイトルタグでの使用率がわかる
使用回数制限 なし
 

4) キーワードのトレンドを調査する Googleトレンド

Googleトレンドは、KWの検索Vol推移を調査できるツールです。最長5年間の推移を確認することができるので時期やトレンドなどによりKWの検索数がどのように推移するのか傾向をつかむことができます。

ツール名 Googleトレンド
サービス提供元 海外サービス:Google
日本語版サイト:あり
登録・ログイン 登録・ログイン:不要
主要機能 ・Google検索エンジンのトレンドキーワードが分かる
・人気のキーワードが分かる
・キーワードの比較ができる
・キーワードの検索ボリュームの推移を確認できる
・国や地域、期間での絞り込み検索ができる
・検索回数が急上昇したトレンドキーワードを調べられる
・過去のトレンドキーワードを確認できる
・未来の予測キーワードを確認できる
・複数のキーワードを同時比較できる
・関連キーワードや関連トピックを確認できる
使用回数制限 なし
 

5)KW調査や特定サイトの流入数が調査できる Ubersuggest

Ubersuggest(ウーバーサジェスト)は、有料ツールですが以下の一部機能を無料で開放しています。

  • キーワード調査(検索VolやSEO難易度、競合サイトが流入を獲得できているKW)
  • トラフィック(流入)調査(特定のサイトのトラフィックデータ)
  • 被リンクの調査(競合サイトと自社サイトの被リンク数を調査し比較)
ツール名 Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
サービス提供元 海外サービス: Neil Patel
日本語版:あり
登録・ログイン 登録・ログイン:不要
主要機能 ・検索ボリュームが分かる
・SEO難易度のチェック
・検索需要の推移が分かる
・キーワードサジェストの抽出
・キーワード候補の取得
・SNSシェアの数
・リスティング広告の有料難易度のチェック
・クリック単価の金額が分かる
・ドメインスコアの高低が分かる
・CSV形式でデータの保存
使用回数制限 無料版は回数制限あり
 

6)共起語を上位サイトから抽出してくれる 共起語検索ツール

共起語検索ツールは、入力したキーワードを対象にGoogleの検索結果トップ50サイトから共起語を抽出するツールです。
活用方法としては、記事内に共起語を追加したり、SEOキーワードを増やすことができます。

ツール名 共起語検索ツール – Neo Inspiration
サービス提供元 国内サービス: Neo Inspiration
日本語版サイト:あり
登録・ログイン 登録・ログイン:不要
主要機能 ・共起語を抽出できる
使用回数制限 なし
 

7) 5,000CVを生み出した実績からKWリストを無料プレゼント「AIアナリストSEO」

コンテンツSEO支援サービスは、流入だけでなくCV数を伸ばすキーワードを提案し、SEOコンテンツの企画・制作まで行うサービスです。独自のノウハウを半自動化することで、成果の出るコンテンツマーケティングを低コストで支援します。
オウンドメディアで5,000CV生みだした実績と39,000超のサイトデータ分析から成果に直結するKWを無料でプレゼントします。
入力は15秒で完了するので、お気軽にお申込みください。
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ステップ2 : キーワードプランナーで検索ボリュームを調査しよう

候補となるキーワードをリストアップしたら、キーワードプランナーを活用して、月にどれくらい検索されているのか月間平均検索ボリュームを調べましょう

見るべきポイントは2点です。

  • 検索ボリュームは多すぎても少なすぎてもダメ
  • 100~1,000のボリュームが競合が少なく狙い目

検索ボリュームが多いものはライバルも多く、上位表示は非常に厳しい戦いになります。
その点、100~1,000といった検索ボリュームの範囲であれば、SEO初心者でも上位表示を狙いやすいキーワードといえます。


キーワードプランナーの詳しい使い方は、こちらの記事(キーワードプランナーの使い方 | SEOキーワード選定)で紹介していますので参考にしてみてください。

ステップ3 : 3つのポイントでキーワードを絞り込もう

ステップ2でも触れたように、いきなり検索ボリュームが高いビッグワードでSEOを行っても成功できません。
適切にキーワードを絞り込むことこそ、上位検索表示攻略の鍵となります。
以下の絞り込みの3つポイントを抑え、検索上位により確実に食い込むために、候補を絞り込んでいきましょう!

 

1) 適切な検索ボリューム

SEO初心者であれば、まずは100~1,000のワードから選びましょう。
ビッグキーワードでは上位に食い込むことが厳しく、また、逆に少なすぎても検索するユーザーがほとんどいないため効果があがりません。
適切な検索ボリュームのキーワード選定が、検索上位への近道となります。

 

2) 自社のコンテンツとの関連性

コンテンツとの関連性が高いキーワードを優先して絞り込みましょう。
ねらい目の検索ボリュームでも、自社コンテンツと相性が悪ければ効果を上げることは難しくなります。
逆にサイト全体を通したコンテンツと関連性の高いキーワードは、検索エンジンからの評価アップにつながり、SEO効果があがりやすいキーワードといえます。

 

3) コンバージョンへの貢献

検索ボリュームが適切で検索上位に表示されるようになっても、売り上げや登録といったコンバージョンにつながらなければ意味がありません。
ユーザーがどのような目的で検索を行っているのか検索意図を想像し、ユーザーニーズとマッチするキーワードを模索することで、集客だけでなくコンバージョン率も向上させることができます。
例えば、「安さ」を求めて商品の購入を検討しているユーザーには、「安さ」を訴求するキーワードがコンバージョンに近いキーワードと考えられます。
何を訴求すればコンバージョンへの貢献につながるか、といったユーザーニーズを意識しながらキーワードを絞り込みましょう。

キーワード選定の後は対応したコンテンツを用意しよう


画像(Pixabay)

キーワードが決まったら、ユーザーと検索エンジンにそのキーワードについてのページだと認識してもらうために、さっそくコンテンツ対策をしましょう。

SEOキーワードのコンテンツ対策の基本ポイントは以下の4つです。

titleタグにキーワードを含める

HTML文書のタイトルをあらわす「titleタグ(title要素)」に選定した対策キーワードを含めましょう。
タイトルは全角で30文字程度に収め、ページの内容を簡潔に表現し、ユーザーと検索エンジンに対して「このページはこのキーワードについての内容です」と伝えてあげましょう。

見出し(h1、h2…)にキーワードを入れる

見出し(h1、h2…)にもキーワードを含めましょう。
なかでも最上位の見出しとなるh1タグは、検索順位の評価に大きく関わる重要なタグです。
キーワードと関連性が高いと評価されるためにも、見出しにもキーワードを必ず含めましょう

キーワードを本文の最初の方に入れる

本文中にもキーワードを含めましょう。特に最初の方に入れると効果的です。
ただし、キーワードの出現回数には注意してください。
不自然に多くキーワードをが出現するとペナルティの対象となり、逆に順位を下げてしまう可能性があります。
無理やりキーワードをねじ込む必要はありません。あくまで自然にキーワードが含まれるようにしましょう。

1ページに1キーワードにする

対策キーワードは、1ページに1キーワードにしましょう。
たくさんのキーワードを含めると、重要なキーワードに対しての評価が下がり、かえって順位を落とす結果になりかねません。
あれもこれもとキーワードを欲張らず、1つのキーワードに決めてページを最適化することで、質の高いコンテンツと評価され順位も上がっていくはずです。

SEOに強いコンテンツを作りたい方に

キーワード選定は、サイトの集客を大きく左右する重要な要素です。
SEO効果を最大限に発揮させるため、上記のステップを押さえ、正しくキーワードを選定しましょう。
また、SEOキーワードが決まったら、ユーザーにも検索エンジンにもわかりやすく伝えるための最適化が重要です。
基本を押さえて最適化し、効率よく検索エンジンからの評価を上げていきましょう。

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この記事の執筆者

野内 早苗

野内 早苗

マーケティングチーム所属。デザイナーとしての豊富な経験を活かして活躍中です。