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コンテンツマーケティング4つの型|施策の効果を高める2つの型も紹介
こんにちは。SEOコンサルティングサービス「AIアナリストSEO」ライターチームです。
コンテンツマーケティング4つの型は、コンテンツ作成の方針を決める分類方法です。また、メディアに合わせた2つの型を組み合わせることで、より効果的な訴求が可能になります。
この記事ではコンテンツ作成の分類方法や、施策の効果を高めるコツを解説します。自社にとって適切なコンテンツマーケティングを実践して、集客や売上の拡大に役立ててください。
目次
- コンテンツマーケティングとは
- コンテンツマーケティング4つの型
- コンテンツマーケティングの4つの型を使いわけるには?
- コンテンツから購入・成約するまでの流れ
- コンテンツマーケティングのコンテンツの種類
- コンテンツマーケティングにおけるメディアの2種類の構築方法
- まとめ
コンテンツマーケティングとは
コンテンツマーケティングとは、ユーザーに有益なコンテンツを発信するマーケティングの手法の一つです。コンテンツマーケティングを通じてユーザーの集客から育成を行い、サービスや商品の購入に繋げます。
コンテンツはユーザーとの中長期的な接点になるので、長く利益を生む存在になります。また、ユーザーに直接売り込みをせずに集客や販売に繋がるため、コンテンツマーケティングは企業にとって重要な活動です。
コンテンツマーケティング4つの型
コンテンツマーケティングは、以下4つの型があります。
- エデュケーショナル型
- コンテンツSEO型
- ネイティブ広告型
- バイラル型
それぞれ詳しく解説します。
エデュケーショナル型
エデュケーショナル型は、ユーザーの疑問や悩みを解消するコンテンツを提供する手法です。ユーザーの悩みに寄り添い、疑問や不安を解消することで、徐々にサービスや商品の購入に繋げられます。
とくに見込み顧客の集客や、ユーザーの潜在ニーズを明確化する効果が高いです。また、同じ悩みや不安を抱えたユーザーが増えるたびに効果を発揮するので、エデュケーショナル型のコンテンツは企業の資産として残ります。
エデュケーショナル型の事例
ライフネット生命保険株式会社の「Lifenet JOURNAL」は、エデュケーショナル型の事例です。かつて保険販売は、インターネット上での販売が難しいとされる業界でした。しかし、保険に関するコンテンツの発信によって、6ヶ月間で累計47万PVを達成し、潜在層のユーザーを獲得しています。
同サイトはインタビューや見積りを中心にコンテンツを展開することで、20代〜30代の子育て世代への訴求に成功しました。
コンテンツSEO型
コンテンツSEO型は、検索エンジンを利用してユーザーにコンテンツを届ける手法です。自社のサービスや商品に関連するキーワードからコンテンツを作成し、GoogleやYahoo!などで上位に表示される記事によって集客や販売に繋げます。
とくにユーザーが積極的に情報を検索している場合、コンテンツが有効に働きます。コンテンツSEO型は、掲載順位が上がるほどマーケティングの効果が高いです。ただし、検索エンジンのみの効果に限定された施策になります。
コンテンツSEO型の事例
サイボウズ株式会社は、自社サイト「サイボウズ式」に仕事に関連する情報を発信することで、ユーザーにとって価値あるコンテンツを提供しました。コンテンツは働き方の改善や生き方を充実させることに焦点を当てており、働く世代のユーザーにとって訴求力の高い内容が多いです。
また、自社のサービスの訴求を違和感なく伝えることで、ユーザーに売り込みを感じさせずにサービスの導入へと繋げています。
ネイティブ広告型
ネイティブ広告型は、自社サイト以外の媒体でサービスや商品を紹介する方法です。たとえば、キュレーションサイトやInstagramなどのSNSに広告を掲載することで、自社サービスや商品に関するコンテンツを配信します。
ネイティブ広告型はユーザー数が多い媒体に配信するほど、コンテンツマーケティングの効果が高まります。ただし、他媒体に掲載するには広告費が必要です。コンテンツ作成費以外にも費用がかかるので、予算を考慮して配信しなければなりません。
ネイティブ広告型の事例
「WEAR」は、アパレル事業を展開するZOZO TOWNと提携しているキュレーションサイトです。サイト内は雑誌をめくるように服を眺められるだけでなく、気に入った服があればWEARとZOZO TOWNどちらからでも購入できます。
WEARは他媒体に商品情報を掲載することで、集客と販売を行っています。また、ユーザー層を絞って自社サービスや商品の認知を拡大させました。
バイラル型
バイラル型は、目立つことを重視した手法です。認知拡大が主な目的であるため、派手なコンテンツや斬新な切り口で、ユーザーの目を引く内容の発信を行います。バイラルは「ウイルスのように広がる」ことを意味しており、目を引くコンテンツで短期的に認知の拡大を狙うマーケティングの活動です。
この手法は成功すると爆発的な効果を生みますが、コンテンツ作成や発信が難しいです。SNSなどのメディアを活用することで、話題性を作る必要があります。
バイラル型の事例
「北欧、暮らしの道具店」は、株式会社クラシコムのスタッフが生活雑貨などの商品を紹介するメディアです。コンテンツは売り込みがなく、商品が使われているイメージを楽しめるので、雑誌のようなコラムとして読めます。
もちろん、商品ページもありますが、ユーザーはコンテンツのためにサイトを訪問するため、結果として商品の購入に繋がっています。バイラル型はサービスや商品紹介を感じさせないことが、成功するために必須です。
コンテンツマーケティングの4つの型を使いわけるには?
コンテンツマーケティングの4つの型は、ユーザーを「能動的」「受動的」の2つの属性に分類して使い分けます。これらを適切に使い分けることで、ユーザーに対して効果的な訴求ができます。
ユーザーが能動的:エデュケーショナル型・コンテンツSEO型
ユーザーが能動的な場合、エデュケーショナル型・コンテンツSEO型が適しています。エデュケーショナル型はサービスや商品を認知しており、興味関心が強い層に向けて訴求します。
コンテンツSEO型はサービスや商品への関心が弱い層に訴求するため、関連するテーマを含めたコンテンツ作成が重要です。
ユーザーが受動的:ネイティブ広告型・バイラル型
ユーザーが受動的な場合は、ネイティブ広告型・バイラル型が適しています。ネイティブ広告型は、他社サイトを利用して認知度を高めることや、自社サービスや商品を客観的な視点で紹介してもらうとよいです。
バイラル型は、サービスや商品に興味のない人たちに向けて、目立つ・面白い・奇抜なアイデアなどを中心にインパクトあるコンテンツを作成します。
コンテンツから購入・成約するまでの流れ
コンテンツは作成した後、以下の流れで購入・成約になります。
- コンテンツを作成する
- サイトにユーザーを集める
- 見込み顧客(リード)獲得
- リードの育成
- 商品やサービスの購入
コンテンツマーケティングは、コンテンツを作成した後の施策によって成果に大きく影響します。そのため、各フェーズでコンテンツの訴求の方法を工夫することが重要です。
コンテンツマーケティングのコンテンツの種類
コンテンツマーケティングのコンテンツの種類は、主に以下の5つです。
- 記事コンテンツ:記事内のトピックの解説
- LP(ランディングページ):サービス・商品の購入促進
- ホワイトペーパー:業界やトレンド情報
- 動画:サービス・商品の紹介
- メルマガ:ユーザーとの関係構築
それぞれ役割が異なるので、ユーザーの段階によって使い分けます。また、コンテンツ作成の方法や効果検証など、施策を変える必要もあります。
コンテンツマーケティングにおけるメディアの2種類の構築方法
コンテンツマーケティングにおけるメディアの構築方法は「フロー型メディア」「ストック型メディア」の2つです。ここではその仕組みや特徴について解説します。
フロー型メディア
フロー型メディアは、リアルタイムで情報が流れるメディアです。たとえば、TwitterやFacebookなどのSNSはフロー型メディアの代表例です。フロー型は企業の最新情報や注目のトピックなどと相性がよく、情報を拡散させてユーザーの認知を得るための施策に適しています。
ただし、情報が次々に流れてしまうため、タイミングが合わないとユーザーとコンテンツの接点がなくなりやすいです。
ストック型メディア
ストック型メディアは、情報をひとつの場所にストックするメディアです。たとえば、Webサイトやブログがストック型メディアに該当します。ストック型はコンテンツが蓄積していくため、いつでも好きな時にアクセスできる点がメリットです。
しかし、ユーザーにコンテンツが届くまで時間がかかりやすいです。質の高いコンテンツが増えると検索流入が増えるので、長期的な運営が必要です。
まとめ
コンテンツマーケティングの4つの型は、ユーザーに応じてフロー型・ストック型メディアを組み合わせて使いわける必要があります。ただし、訴求力の強いコンテンツ作成は難易度が高く、効果検証を続けて施策の効果を高めなければなりません。
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この記事の執筆者
株式会社WACUL
株式会社WACUL(ワカル)は、「Webサイト分析をシンプルに」というビジョンのもと、簡単にWebサイト改善の方針を手にすることができる世の中を実現します。