CPAとは|その定義と改善方法について

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こんにちは。「AIアナリスト」ライターチームです。

Web担当者の皆様にとって、CPAという単語を一度は聞いたことがあるかと思いますが、正確な意味や改善法はご存じでしょうか。
このCPA、特に広告やSEOなどでサイト集客にお金をかけている方には重要な指標の1つといえます。
この記事では、

  • CPAって聞いたことあるけど、正確な意味は知らない
  • CPAを下げたいけどどうしたらいいの?

という方向けに、CPAの意味とその改善方法を説明したいと思います。

目次

CPA(=Cost Per Acquisition)とは?

CPAとは、Cost Per Acquisitionの略で、日本語に直すと「獲得単価」です。つまり、ウェブサイト上で1人の顧客を獲得するのに、いくらお金がかかったか、を表す指標です。

ウェブサイトではサイトの目的・ゴールのことをCV(コンバージョン)と言いますが、CPAとは「顧客獲得というコンバージョンにかかったコスト」だと考えていただくとよいでしょう。

例えば、あるECサイトで、ウェブサイトのゴール(CV)を商品購入完了に設定していたとします。そのサイトで、広告に¥20,000を使い、その結果広告から流入したユーザーが5人商品を購入した場合、広告のCPAは¥20,000÷5=¥4,000ということになります。

このCPAが高いほど、費用をかけているわりには目標を達成できていない、ということになりますから、CPAは低く抑えることが重要になってきます。

広告やSEOなどで、ウェブサイトに予算を割いた時、その費用対効果に注意する必要がありますが、このCPAを指標として考えると、広告等の効果検証を行うことができるわけです。

CPAを改善するには?

すでに述べたとおり、CPAは低いほうがコストパフォーマンスがよいことになります。では、目標値を達成できていない広告に関しては、どのようにCPAを下げていけばいいのでしょうか。大きくわけると、CPAを下げる方法は2つあります。

1. 無駄なCostを減らす

1つ目の方法が、Costを減らす、という方法です。CPAが高くなってしまっている広告には、予算をあまり割かないようにして、その分CPAが低い広告に予算を寄せることによって、全体のCPAは下がる可能性があります。

リスティング広告であまりCVが獲得できていないキーワードや、バナー広告でCVが獲得できていないターゲティングの予算を減らし、無駄な出費を抑えることが重要です。

2. Acquisition(CV数)を増やす

次に、AcquisitionつまりサイトのCV数を増やすことによって、CPAを下げることができます。つまり、広告からの流入数や費用は変えずに、サイトのCVRを改善することによってCPAを下げる方法です。

サイトを改善する方法は様々ありますが、今回は広告のリンク先でできる簡単な改善方法を3つ程ご紹介します。

1)広告とLPのメインビジュアルの文言を似せる

広告とランディングページで、最初に目にとまるメインビジュアルの文言が大きく異なると、ユーザーは「期待していたページじゃない」と思ってすぐ離脱してしまいます。
広告とランディングページのメインビジュアルの内容を揃えることで、リンクをクリックしたユーザーを困惑させないようにすることが重要です。

2)最初はシンプルな文言で訴求する

広告の形態にもよりますが、広告をクリックしたユーザーが、最初から商品購入や会員登録などのモチベーションが高いというわけではありません。
そのようなユーザーに対して、突然、多くの情報を投げかけても、ユーザーは興味を持たずに離脱してしまいます。ページ上部の情報量はなるべく少なくし、シンプルな文言でユーザーの目を引くような訴求を心掛けましょう。実績や数字を載せるのも効果的です。

3)ユーザー目線で、ニーズにこたえる

モチベーションが高くないユーザーは、自分が知りたい情報がなければすぐに離脱してしまいます。サイト運営者としては、それぞれ自分の伝えたいことがあると思います。しかしここはぐっとこらえて、ユーザー目線でユーザーが知りたいことに適切に答えていきましょう。
サイトを改善には、ほかにもやるべきことは色々ありますが、まずは身近なところから、上の3点に注意して取り組んでみてはいかがでしょうか。

サイトを改善しようと思ったら、やるべきことは色々ありますが、まずはこれらのことから取り組んでみてはいかがでしょうか。

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ここまでCPAを改善する簡単な方法をご説明しましたが、サイトのCVRを上げ、結果CPAを下げる方法はもっとたくさんあります。しかし、自分でサイトのアクセス解析や分析を行ってみても、改善方針を考えるのはなかなか難しいものです。

  • どのデータを見ればいいかわからない
  • データを見る時間がない
  • データを見ても改善方法がわからない

などの不安があるかもしれません。そういった方にオススメのツールが、弊社サービスの「AIアナリスト」です。

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この記事の執筆者

林 駿佑

林 駿佑

株式会社WACULマネージャー。AIアナリストの顧客対応責任者を務めている。