【AIアナリスト】約3分でWebサイトの改善すべきページを見つける手順

アクセス解析|2017.05.16

※この記事の内容は2017/05/16時点のものです。

みなさん、こんにちは!マーケティング担当の中尾です。

サイト改善は、誰もが頭を悩ませる問題です。

  • サイト改善は何をすればよいかわからない
  • 他社はなにを考えてサイトを作成しているのだろう
  • CVにつながる改善の正解がわからない

ただ闇雲にサイトを改善したところで、成果に直結することは難しいでしょう。
CV数を伸ばしていくためには、データに基づいたサイト改善を行う必要があります。

今回は、AIアナリスト無料版を使って、たった3分の作業でサイトの改善方針をだす方法をご紹介します。サイトのCV数を伸ばすために改善すべきページを見つけられるようになるので、早速取り組んでみましょう!

目次

改善すべきページを見つけるための2ステップ

サイトの改善でCV数を伸ばしていくためには、サイト内で課題になっているページを見つけて、改善方針を考えていく必要があります。

今回は、AIアナリストの無料版機能を用いて、改善すべきページをたった3分で見つけることのできる手順を紹介します。

 

1) AIアナリストのレポートを開こう

まずは、ログインして、管理画面左側のレポートをクリックしましょう。

AIアナリストのレポートを開こう

次に、レポート一覧の中から、「経由ページ」をクリックします。
※「経由ページ」とは、ユーザーがサイトを訪れてから、経由したページのことを指します。

「経由ページ」をクリック

 

2) バブルマップでデータを見よう

「経由ページ」をクリックした後は、「バブル」をクリックしましょう。

バブルマップでデータを見よう

上図のようにバブルマップでデータを見ることができます。
これは、縦軸がコンバージョン率(CVR)、横軸が訪問数、バブルの大きさがCV数を表します。
バブルマップを見ることで、どのページがCVに貢献しているのかを分かりやすく可視化できます。

バブルをクリックすると、そのバブルがどのページに該当しているのかを確認できます。

どのページに該当しているのかを確認

バブルマップは、タブでデバイス別にみることもできます。
また、該当期間・分析範囲・流入元、入口を選択することもできます。

該当期間・分析範囲・流入元、入口を選択

1.デバイス
PC、SPでそれぞれデータを閲覧できます。

2.流入元
流入元を絞って閲覧することができます。
例)自然検索、広告、ソーシャルなど

3.ランディングページ
ユーザーが最初に訪れたランディングページを絞って閲覧することができます。

「自然検索からの流入がメインのサイトであれば、流入元を自然検索に絞る」ように、自社サイト内でボリュームが大きいものに絞ると、改善の際にインパクトが大きく、確度の高い改善案が出やすいので、ぜひ使ってみてください。

改善案を考えてみよう

バブルマップを使って、どのようにサイトを改善していけばよいのかを今から説明します。
まず、「経由ページ」でバブルマップを表示した後に、訪問数とCVRに応じて、4つのエリアに分けます。

 

1) バブルマップの見方

この4つのエリアでは、各ページを評価することができます。

1) 現状良いページ
上図右上はCVRが高く、訪問数も多い勝ちパターンのページ群です。
何より現状の成果を落とさないようにすべきページ群でもあるので、改善優先度は低いです。

2) もっと見せるべきページ
上図左上は、CVRが高いにもかかわらず、あまり見てもらえていないページ群です。
このエリアに位置するページは、誘導を増やすことで、サイト全体のCV数を増やせる可能性があります。

3) 運用の必要がないページ
上図左下はCVRが低く、訪問数も少ないページ群です。
ユーザーの興味がないうえに、見せてもCVに貢献しないため、運用するメリットが小さいページと言えます。

4) 改善が必要なページ
上図右下は訪問数は多いがCVRが低いページ群です。
CVへは貢献しづらく悪影響を与えています。
可能であればこれらのページを削除するか誘導を弱めるべきです。

バブルマップ 4つのエリア

これら4つのページの中で、改善することによって成果がでるページは、「もっと見せるべきページ」と 「改善が必要なページ」の2つです。

それでは、具体的な改善手法をこの後ご紹介していきます。

 

2) 「もっと見せるべきページ」の改善事例

まずはCVRが高くて訪問数が少ないページの改善手法についてご案内します。
「もっと見せるべきページ」は、ユーザーには見られていないけどCVにつながっているページです。
このページは多くのユーザーにみられることによってCVを最大化できる可能性があります。

このページの改善方針は、誘導を増やしてあげることです。

※注意点※
極端に訪問数の少ないページは除外しましょう
(訪問数100の場合CV1件につきCVR1%ずつ上がるので、誤差でCVRが跳ね上がるため本当に良いページか判断できないためです)

それでは簡単に事例を踏まえながら具体的な改善案を紹介します。

1つ目の事例でご紹介するのは、法人向けのインターネット・プロバイダを提供するサイトです。
このサイトのページをバブルマップで可視化したところ、「商品詳細」のページが、訪問数は少なくCVRが高い「もっと見せるべきページ」に該当することが分かりました。

そのため、これらのページへの誘導を強める施策を打つことで、サイト全体のCV数を伸ばす改善方針が有効となります。

誘導を強める施策を打つ

まず改善案を考える前に、そもそもなぜ「商品詳細ページ」にユーザーが至らないのかを考えてみます。
この事例では「商品ページ」で紹介しているプラン数が多すぎて、ユーザーがプランを選べずに離脱していると仮説をたてました。

そこで実施した改善施策は、「Webサイトで紹介するプラン数を1つに絞ること」です。
今までは、トップページから「光ファイバー」のメニューを選択すると、プラン一覧ページに遷移させていましたが、「光ファイバーのプラン詳細ページ」に直接遷移するように変更しました。

Webサイトで紹介するプラン数を1つに絞る

トップページから直接「商品詳細ページ」へ誘導したことによって、「もっと見せるべきページ」への訪問数が増え、結果として申し込み数が2倍にまで伸びました。

 

3) 「改善が必要なページ」はどうやって直すか

次に、訪問数が多いが、CVRが低い「改善が必要なページ」についての改善手法についてご案内します。
ユーザーに多く見られている「改善が必要なページ」も、優先的に改善して全体のCV数を伸ばしていきましょう。

改善方針は、誘導を弱めて訪問数を少なくして、CVRが高いページの訪問数を伸ばすことです。

ここで紹介する事例は、古本ECサイトの改善事例です。
個人顧客向けの古本ECサイトで、古本の販売とあわせてネットでの買取申し込みサービスも行っています。

それでは、バブルマップを見てみましょう。
「改善が必要なページ」には、「買取価格検索」ページが存在しています。
しかし、「買取価格検索」ページの訪問数は多いですがCVRが高くありません。

バブルマップ

先ほどの「もっと見せるべきページ」の改善事例と同じように、まずCVRが低い原因の理由を考えてみます。
ユーザーがいざ自分の売りたい商品の金額を査定したら、予想よりも低い金額が提示されたことで売るのをやめて離脱してしまったということが想定される仮説をたてました。

具体的な改善施策として、「買取価格検索」ページへの流入を少なくするために、「買取価格検索」ページへのリンクを思い切って削除してみることにしました。

「買取価格検索」ページへの流入を少なくするために、「買取価格検索」ページへのリンクを削除

ユーザーにとっては買取価格よりも「本を処分したい」という意思の方が強いため、事前に金額を知らなくても申し込み数の減少には繋がりづらいと考えました。

買取の申し込み数は1.4倍まで増加

仮説が見事的中し、「買取価格検索」ページのリンクを削除したことにより、買取の申し込み数は1.4倍まで増加しました。また、申込完了後に査定金額が提示されて、ユーザーが納得した上で買取完了となるので、ユーザー満足度が下がることはありませんでした。

以上2つの事例をご紹介しましたが、AIアナリストでは、無料版でも「レポート機能」を用いることで、簡単に課題のあるページとその改善策を洗い出すことができます。以下のリンクより、ぜひサイトの課題を見つけてみてくださいね。

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この記事を書いた人

中尾 海

コンサルタント。前職は広告代理店のアカウントプランナーで、実績豊富です。