セッション数とは?PV数・ユーザー数との違いや計測ルールも解説

アクセス解析 | 更新:2021.04.22 | 公開:2021.04.19

こんにちは。「AIアナリスト」ライターチームです。

セッション数とは、ユーザーがWebサイトを訪問した数を指します。Googleアナリティクスにおいて、集客力を測る重要な指標のひとつです。Webサイト運営では、セッション数からユーザーの行動を把握し、Webサイトへのアクセスを増やします。この記事では、他の指標についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

目次

セッション数とは

セッション数とは、アクセス解析における指標のひとつで、Webサイトへの訪問者数です。Googleアナリティクスにおいては、ユーザーが特定期間内にWebサイトで行った一連の行動と定義されています。アクセス解析における、もっとも基本的な指標です。

※参考:アナリティクスヘルプ

セッション数とともに理解すべき指標

Googleアナリティクスには、さまざまな指標があります。ここでは、セッション数とともに理解すべき指標について解説します。

ユーザー数

ユーザー数は、Webサイトに訪れた総数で、ユニークユーザー(UU)とも呼ばれています。ブラウザに記録されたCookieをもとにしているため、同一ユーザーが繰り返しWebサイトに訪問した場合でも、1回しかカウントされません。たとえば、同一ユーザーが3時間おきにアクセスした場合、セッション数は3ですが、ユーザー数は1です。

ページビュー数(PV数)

ページビュー数(PV数)は、Webサイト内で表示されたページの数です。ページの表示回数がカウントされるため、セッション数と同じになるとは限りません。たとえば、同一ユーザーが一定期間内に「ページA→ページB→ページC」と遷移した場合、セッション数は1ですが、ページビュー数は3です。セッション数と比較することで、1セッションで何ページ閲覧されたのかがわかります。

クリック数

クリック数は、ユーザーが広告をクリックした回数です。同じユーザーでも、クリックした回数分がカウントされるため、セッション数と同じになるとは限りません。たとえば、Webサイト内の広告をクリックした後に元のページに戻り、もう一度同じ広告をクリックした場合、クリック数は2ですが、セッション数は1となります。

閲覧開始数

閲覧開始数は、セッションの始まりとなったページ数です。ページごとに割り振られ、どのページが流入経路として最も優秀であるかを解析します。セッション数とは異なり、最初の接点がページビューではなく、イベントの場合はカウントされません。

たとえば「ページA→ページB」と遷移した場合、閲覧開始数とセッション数は、どちらもページAでカウントされます。しかし「ページBに関連付けられたイベント→ページA→ページB」の場合には、閲覧開始数がページA、セッション数はページBでカウントされます。

セッション数の計測ルール

Googleアナリティクスにおける「セッション」の定義は、特定期間内にユーザーがWebサイトで行った一連の行動です。ここでは、セッション数の具体的な計測ルールについて解説します。

操作の持続時間

Googleアナリティクスでは、Webサイト内でのページ操作の間隔が30分以上空くと、セッション終了とみなされます。操作とは、ページの閲覧、SNSのいいねボタンのクリック、イベントの発生などです。

たとえば「ページA、ページB、ページC、ページD」という順番で遷移し、ページCからページDに移動するときの間隔が30分以上空いた場合、セッション数は2とカウントされます。

日付の変わり目

Googleアナリティクスは「0時0分」を基準に、1日単位でセッション数を集計するため、ページ操作の間隔が30分以内でも、セッションとみなされない場合があります。たとえば23時45分に「ページA→ページB」と進み、0時1分に「ページB→ページC」と進んだ場合は、別セッションとしてカウントされます。

キャンペーンソースの更新

Webサイトの流入経路が変わり、キャンペーンソースが更新されると、30分以内のページ操作でも別セッションとして扱われます。たとえばYahoo!JAPANの広告リンクからWebサイトに訪問した後、検索エンジンから同じWebサイトを訪れた場合、それぞれの操作は別セッションとしてカウントされます。

セッション数とブラウザの状態との関連性

セッション数は、ブラウザの状態によって、どのように変わるのでしょうか。両者の関連性について解説します。

複数タブで開いている場合

複数タブで同一サイトのページを開いている場合は、すべてをあわせて1セッションとして扱います。ページを実際に見ているかどうかは無関係であるため、タブの切り替えでページの移動が起こっても、閲覧が始まったページ自体は変わりません。最初にみたページを起点として、セッション数がカウントされます。

複数ウィンドウで開いている場合

複数ウィンドウで開いている場合は、Cookieがポイントです。ブラウザの状態別に、セッションの扱い方を解説します。

同一ブラウザ

一種類のブラウザだけを利用している場合は同じCookieであるため、1つのセッションとして扱います。ページの操作の間隔が30分を超えない限り、別セッションにはなりません。

別ブラウザ

ChromeやIEなど、種類の違うブラウザを同時に立ちあげている場合は、Cookieが異なるため、別セッションとして扱います。セッションの持続時間も、それぞれのブラウザで30分です。

シークレットモード

Chromeに搭載されているシークレットモードは、通常とは異なるCookieが使われているため、別セッションとして扱われます。別ブラウザ同様、セッションの持続時間は、それぞれのブラウザで30分です。

ブラウザやタブを閉じた場合

途中でブラウザやタブを閉じた場合は、30分以内の再操作がポイントです。いったんブラウザやタブを閉じても、30分以内にWebサイトへ再訪問すれば、同一セッションとして継続します。ブラウザやタブの状態は、セッションの判定基準にはなりません。

複数のデバイスでアクセスしている場合

同じWebサイトを、PCのブラウザとスマホのブラウザでみている場合などは、ユーザーごとにセッション数がカウントされます。たとえば、同じ時間にスマホとPCのブラウザでページAを訪問した場合は、ページ操作が30分以内でも、セッション数は2です。

Googleアナリティクスでセッション数を確認する方法

Googleアナリティクスでセッション数を確認する方法を解説します。

Webサイト全体


Googleアナリティクスでは、他の指標も含めてWebサイト全体のアクセス数を、詳しく確認できます。左メニューから「ユーザー→概要」をクリックすると、Webサイト全体のセッション数が表示されます。そのほか、ユーザー数やPV数などの指標も確認できます。

参照元


他サイトや検索エンジン、SNSなど、ユーザーがどのようにしてWebサイトを訪問してきたのかを確認できます。左メニューから「集客→すべてのトラフィック→チャネル」とクリックすると、参照元ごとのセッション数が表示されます。

ページ単位


ページの閲覧数やWebサイトの滞在時間、離脱率といった、ユーザーの行動を確認できます。左メニューから「行動→サイトコンテンツ→すべてのページ」とクリックすると、ページごとのセッション数が表示されます。そのほか、平均ページ滞在時間やページビュー数なども確認可能です。

セッション数を増やすためのポイント

セッション数を増やすには、どのようなことを行えばよいのでしょうか。具体的なポイントを解説します。

流入プロセスを増やす

セッション数を増加させるには、流入元を増やすのが効果的です。検索エンジンだけでは、Webサイトの認知度や集客力を向上させるまでに、時間がかかります。SNSによる拡散や広告、被リンクなども積極的に活用しましょう。特に運営期間が短かったり、コンテンツの作成に手間を掛けたくなかったりする人は、流入プロセスを増やすことをおすすめします。

コンテンツを充実させる

セッション数を増やすには、コンテンツの充実が不可欠です。コンテンツの量と質におけるポイントを解説します。

コンテンツの量

コンテンツの量が少ないと、情報不足と認識されやすいため、文字数やコンテンツの数を多くしましょう。コンテンツの量が多いと、検索キーワードを入れ込みやすくなり、SEO効果も期待できます。また、一度で読み切れないボリュームにすることで、ユーザーの再訪問を促す効果もあります。ボリュームアップにより、ユーザーの興味関心を引くことが大切です。

コンテンツの質

コンテンツの質が低いと、ユーザーにとって役に立たないWebサイトとなり、セッション数も集まりません。コンテンツの質を向上させ、ユーザーが満足できる内容にしましょう。ターゲットを明確に設定し、ユーザーニーズを的確にとらえることが大切です。コンテンツの量が多くても、質が悪ければセッション数の増加は見込めません。

Webサイトのデザインを工夫する

Webサイトのデザインがよいと、見栄えがよくなりセッション数の増加も期待できます。Webサイトの構造とスマートフォン対応について解説します。

Webサイトの構造

Webサイトは、ユーザーが答えを求めやすい構造にしましょう。どこにどのような記事があるのかが、わかりにくいWebサイトは、利便性が低くなります。Webサイトのコンテンツのカテゴリーをきちんと分類して、コンテンツを見つけやすくしましょう。関連性の強い記事同士に内部リンクを張り、滞在時間を延ばすことも大切です。

スマートフォン対応

最近はほとんどのユーザーがスマートフォンから流入してくるため、Webサイトもスマートフォンに対応させましょう。スマートフォン向けに最適化されていないと、コンテンツが見づらく、ユーザーの離脱に繋がります。Googleも、スマートフォンに対応させたWebサイトを高く評価する傾向にあります。

SNSを活用する

SNSを活用すると、初期コストなしでコンテンツを拡散できる可能性があります。想定外の潜在ユーザーにもコンテンツを宣伝できるため、積極的に活用しましょう。Webサイトへの流入経路を増やすうえでも大切です。

SNSを運用する際は、フォローやいいねなどの反応を意識しましょう。定期的な投稿はもちろん、不評や炎上などのリスクについても理解する必要があります。

まとめ

セッション数は、ユーザーがWebサイトを訪問した数です。ユーザー数やページビュー数など、他の指標とともに解析することで、Webサイトへのアクセスアップを目指せます。持続時間や日付など、計測方法にいくつかルールがあるため、確実に理解しましょう。

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この記事を書いた人

株式会社WACUL

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